SCRATCH3.0で出来る事、出来ないこと

SCRATCH3.0はアクションゲームが得意

前回つくったねこからドーナッツを守るゲームもそうだったように

SCRATCH3.0はアクションゲームに特化した作りになっています

下記の要素を見ると、

「0.5秒でマウスポインタ―へ行く」「もしDonutに触れたなら」など

基本的な言語では結構頑張って作らないといけない機能が最初から入っています

スクラッチのブロック

また、上記のコードを見てわかるように

並列実行が標準となっており、全てのスプライト(画像)に対して並列で命令を出せるため

色んなキャラが同時に動くゲーム……つまりアクションゲームが非常に作りやすいのです

 

SCRATCH3.0はデータ量が多いゲームが苦手

逆にSCRATCH3.0は苦手なものも多いです

・セーブ機能が基本無い

・データベース機能がない

・動的に文字表示するにはキャラのフキダシか変数窓しか無い

ねこからドーナッツ守るゲーム

上記の内、残り時間、ステージの部分、台詞の部分は変数を入れられますが

下の青いボタンの「同じステージからやり直す」は画像で作成しています

基本リテラルでしか文字を入れられないとなるとRPG等のメニューを作るのはなかなか困難になりますね

以上の理由により、SCRATCH3.0はデータ量の多いゲームが苦手です。言い換えれば長いゲームが苦手という事でしょう

恐らくこれは意図してやっていることだと思います

学習者は大抵長いゲームを作ろうとして挫折しがちであり、また、大きなデータはサーバーを圧迫するため、上記のようなシステム上の縛りがついているのでしょう

 

そんなわけで、5分以内のアクション要素が含まれたブラウザゲームならSCRATCH3.0は大人でも使える開発ツールになると思います

一発ネタゲー作るなら非常に頼りになる!!

 

 

 

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